会社人生で必要な知恵はすべてマグロ船で学んだ (マイコミ新書)
マグロ船という狭い空間の中でギスギスせず協力、協調して仕事を続けていくコツが書かれています。印象に残ったのは、長所とはつまり短所、短所とはつまり長所であり仲間同士お互い長所を見ながら仕事をするという話や、いつもポジティブな船長はかえって危険なので困るという話とか。他にもマグロ漁船の皆様のいい話がいろいろあります。
少し角度が変わりますが、漁師さんは海という大自然を相手に仕事をしているので、人間が漁の成果(仕事の結果)をコントロールできないことを当然の前提としている、というのはなるほど学ぶべき点が大きいなぁと。投資の世界も株価(結果)をコントロールできないという意味では、似たような点はあるかもなぁとも思いました。たとえ結果はコントロールできなくても、人間が出来る範囲の仕事は真摯な姿勢でやる、そして結果に一喜一憂しないと。
マグロ船式は、カツマ式や成果主義的考え方とはちょっと雰囲気が異なり、「生きる」根っこの部分に語りかけくる気がするので、どのような立場にある人でも感覚にフィットすることが多いのではないかと思います。おそらくマグロ船の漁師の皆さんは毎日「死」と隣り合わせで仕事をしているので、人が仲間と生きていくために本当に大切なことを常に意識しているからだろうな(結果としてムダな意識や仕事がそぎ落とされている)と推測しています。
漁師のおじさんかっこいいです。
とても良い本だと思います。オススメ。
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